サンティアゴのラス・コンデス地区にあるセントロ・アルテサナル・ロス・ドミニコス(Los Dominicos工芸市場)へ行ってきた。チリを代表する工芸品市場で、地元の職人による作品が揃う。市内の観光客にも地元の人にも愛されている場所だ。
ロス・ドミニコス工芸市場
敷地に入ると、木造の小屋が連なる通路に工芸品が並んでいる。ラピスラズリのアクセサリー、銅細工、陶器、織物、革製品……チリの職人文化が詰まった場所だ。値段交渉は不要で定価販売の店が多い印象だった。
ラピスラズリはチリの特産品で、世界の産出量の大半がチリ産といわれている。深い青色の石を使ったアクセサリーや置物が市場内のいたるところにあり、土産物としても人気が高い。
カピジャ・デ・ロス・ドミニコス
市場に隣接する形で、白壁に緑の銅ドームを持つ美しい教会が建っている。カピジャ・デ・ロス・ドミニコスだ。18世紀に建てられた植民地時代の礼拝堂で、現在も現役の教会として使われている。
白い壁、緑色に錆びた銅ドームのふたつの塔、石畳の広場。どこから見ても絵になる。工芸市場と教会が隣り合っているのがこの場所の独自性で、生活の中に宗教と工芸が共存するチリらしい景観だと感じた。
市場でラピスラズリのアクセサリーをひとつ買った。チリに来た記念に。
旅行ガイド(一般情報)
※本セクションは公開情報をもとに編集者が補足したものです。最新の入国・治安・営業情報は公式サイトでご確認ください。
ロス・ドミニコス工芸市場へのアクセスと営業
- サンティアゴ東部ラス・コンデス区。最寄りはメトロLínea 1終点「Los Dominicos」駅で徒歩5分ほど。
- 営業時間は概ね10:30〜19:00(店舗により変動、月曜は休業の店もあり)。週末は地元客で賑わう。
- 定価販売の店が中心で値段交渉は不要。クレジットカード対応の店も増えているが小額は現金が無難。
ラピスラズリと国の工芸文化
- ラピスラズリはアフガニスタンとチリが世界2大産地で、チリ産は北部Ovalle近郊で採掘される。
- チリの公式国石(Piedra Nacional)に指定されており、土産として人気。本物は深いウルトラマリン色で白い方解石の斑が混じる。
- マプチェ族の銀細工、コピワプの陶器、チロエ島の毛織物などもチリらしい工芸品。
隣接するカピジャの基礎知識
- カピジャ・デ・ロス・ドミニコスは18世紀末完成の植民地建築で、国家歴史記念物(Monumento Histórico Nacional)に指定。
- ドミニコ会修道士が建設したことが市場・地区名の由来。現在も日曜にミサが行われる現役の教会。
- 建物内部の見学は無料。礼拝中は入口で一礼し、写真撮影は控えめに。
参考リソース
チリの旅行情報をまとめて——工芸品の買い物や教会巡りもガイドブックがあると効率的。
※ 本記事はAmazonアソシエイトリンクを含みます。詳細はプライバシーポリシーをご覧ください。
今日立ち寄った場所
1
セントロ・アルテサナル・ロス・ドミニコス
サンティアゴ市ラス・コンデス地区。地元職人のラピスラズリ・陶器・革製品などが揃う工芸市場。隣接する教会も見ごたえあり。
