Semana Santa(セマナサンタ)をご存じだろうか。
Pascua(イースター・復活祭)という言葉は聞いたことがあるかもしれない。Semana Santaはキリスト教の伝統行事で、イースターに先立つ1週間のこと——キリストの受難から死、そして復活に至るまでの過程を記念する週だ。
宗教的に非常に重要な週間であると同時に、現在はバケーションを楽しむ週間にもなっており、この時期はコスタリカ国中で旅行者が急増する。自分も4月のSemana Santaを使って、コスタリカの人気観光地へ向かった。
マヌエル・アントニオ国立公園
目的地はマヌエル・アントニオ国立公園。首都サンホセから3時間半ほどとアクセスが良く、道も整備されて歩きやすい公園だ。コスタリカ国内でも有名なビーチを擁し、海と山を一度に楽しめる場所として知られている。
野生動物だらけの公園
この公園に生息する動物の種類が半端じゃない。ナマケモノ、ホエザル、ノドジロオマキザル、リスザル(他の場所では発見が難しい)、アライグマ、イグアナ……ガイドなしでも木の上を見上げていれば何かしらに出会える。
さらに公園の出口から程近い川には野生のアメリカワニが生息している。近くの看板には「ワニに注意、泳いじゃダメ」と書いてあった。中米らしい安全管理の仕方に、思わず笑ってしまった。ちなみに極々稀に、河口付近を泳いでいた観光客が襲われることがあるらしい。笑えない。
サーフィンと日本人
この公園はサーフィンスポットとしても有名で、サーフボードの貸し出しをしているお店には日本人女性が働いていた。久しぶりに聞く日本語に、なんだかホッとした。
Semana Santaの週は観光地がどこも混んでいる。でも、それだけみんながこの時間を大切にしているということでもある。
混雑を覚悟で行く価値のある公園だった。
旅行ガイド(一般情報)
※本セクションは公開情報をもとに編集者が補足したものです。最新の入園情報は公式サイト・SINACでご確認ください。
マヌエル・アントニオ国立公園
- 場所: プンタレナス州ケポス(Quepos)近郊、サンホセから車で約3時間
- 面積: 約683ヘクタール、コスタリカで最も小さく最も訪問者の多い国立公園のひとつ
- 休園日: 火曜日(変動あり)、開園 7:00〜16:00
- 入園: 1日の入園者数に上限あり、事前オンライン予約制(SINAC公式またはACOPACサイト)
主な動物
- サル類: ホエザル・オマキザル・セアカリスザル(絶滅危惧)・ヨザル
- ナマケモノ: ミツユビ・フタユビ両方が観察可能、ガイドツアーで発見率上昇
- その他: アグーチ・コアティ・大型イグアナ・多種の海鳥
- 注意: サルへの餌付け禁止、食料はバックパック内に。アライグマ・サルに荷物を狙われる
セマナ・サンタの時期
- セマナ・サンタ: 復活祭(イースター)前の聖週間。木〜日が祝日でコスタリカ国内が大移動
- 混雑: 観光地はホテル・レストラン・公園すべて満員に。3〜6か月前の予約が安全
- サーフィン: ケポス〜マヌエル・アントニオ周辺は中級者向けの波、ボードレンタル多数