ベリーズ最終日。次の目的地への出発前に、ベリーズシティの中心部をもう一度歩いた。
スウィング・ブリッジ
ベリーズシティの中心部を流れるホードクリーク(Haulover Creek)にかかるスウィング・ブリッジ(Swing Bridge)は、街のシンボル的な存在だ。1923年に建設されたこの橋は、大型船が通る際に橋が90度回転して航路を開ける手動の可動橋だ。世界的にも珍しい構造として知られているが、随分前から故障しており、現在は回転しない状態が続いている。
橋の上から川の両側を眺めると、ベリーズシティの日常が見える。小さな漁船、水上タクシー、川沿いに並ぶ建物。歴史的な橋と現代の生活が共存する光景は、この街らしいと感じた。
ベリーズを振り返って
ベリーズは中南米の中でも特異な存在だ。英語が公用語で、カリブ海のリゾート文化と中米の素朴な生活が混在している。スペイン語圏の国々とも、カリブ海の島国とも少し違う独自の空気がある。
グレート・ブルーホールの空撮は一生に一度見ておく価値があると思う。小型機から見下ろす深い青の円は、地球が長い時間をかけて作り上げた造形だ。ベリーズという国を知らなかった人にも、この景色だけで来る価値があると伝えたい。
旅行ガイド(一般情報)
※本セクションは公開情報をもとに編集者が補足したものです。最新の入国・治安・営業情報は公式サイトでご確認ください。
スウィング・ブリッジの歴史
- 1923年に英領時代のベリーズ(当時の英領ホンジュラス)に建設された。設計は英国リヴァプールの造船企業、駆動は人力による旋回式(swing span)。
- 世界で現存する数少ない手動回転式可動橋のひとつで、北米・カリブ海でも稀。長年は朝夕に4人の作業員が手動で90度回転させていた。
- 近年は機構の不調が続き常時可動状態にはないが、ホードクリーク(Haulover Creek)にかかる橋として歩行者・車の動線を担っている。
ベリーズシティ街歩きのポイント
- 橋の北側は「ノースサイド」、南側は「サウスサイド」と呼ばれ、両側に観光局推奨の主要スポット(Museum of Belize、Image Factory、St. John's Cathedral等)が点在する。
- クルーズ船寄港時は中心部が賑わい、フォート・ジョージ地区のツーリスト・ビレッジ周辺が混雑する。
- 夜間および人通りの少ない裏路地は外務省も注意喚起している。日中の徒歩散策が基本。
出国・次の目的地への移動
- フィリップ・ゴールドソン国際空港(BZE):市中心部から北西へ約16km、タクシーで25 USD前後。出国税は航空券に含まれているケースが多いが、念のため事前確認を。
- 陸路でメキシコ(チェトゥマル方面)・グアテマラ(ティカル方面)へ抜ける長距離バスも運行。所要時間は4〜6時間程度。
- クルーズ寄港地としても発展しており、ノースサイドのツーリスト・ビレッジから島々へのフェリーも発着する。
参考リソース
ベリーズと中米の旅行情報を1冊に——『地球の歩き方 中米編』はベリーズ・パナマを含む中米7か国を網羅した日本語の定番ガイド。
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ベリーズ滞在を振り返って
1
スウィング・ブリッジ
ベリーズシティ中心部、ホードクリーク上。1923年建設の手動可動橋。現在は故障中で回転しないが、街のシンボルとして今も多くの人が行き交う。
2
ベリーズシティ
ベリーズ最大の都市。首都ではなく経済・観光の中心地。フィリップ・ゴールドソン国際空港は市内北部にある。
