コスタリカからニカラグアへ。初めての国境越えは、長距離バスで向かった。
TICA BUSで国境を越える
コスタリカ〜ニカラグア間の移動にはTICA BUSがおすすめだ。中米の長距離バス会社の中では比較的信頼性が高く、旅行者にも使いやすい。国境での手続きはバスを降りて自分でこなす必要があるが、周りに流れていけばなんとかなる。
目的地はオメテペ島
ニカラグアに入って最初の目的地はオメテペ島。世界最大級の淡水湖・ニカラグア湖に浮かぶ、2つの火山からなる島だ。「オメテペ」はナワトル語で「2つの山」を意味する。
この湖にはかつて淡水サメが生息していたことで有名だ。現在は水質汚染や生態系への影響も指摘されており、環境面での課題を抱えている。また、当時はニカラグア運河の建設計画が持ち上がっており、地元でも様々な議論が起きていた。
フェリーとタクシー交渉
島へはリバスを経由し、サンホルヘという港町からフェリーで渡る。フェリー乗り場まではタクシーを使うが、ここでの値段交渉が最初の洗礼だった。
相場を知らずに乗ると高い値段を請求されることがある。事前に相場を調べて、しっかり交渉することが大切だ。「いくらだ?」と聞いて答えが来たら、半額から交渉を始めるのが中米流。
国境越えは初めてだと緊張するが、案外なんとかなる。わからなければ周りの人に聞く。
それだけで大体の問題は解決する。
旅行ガイド(一般情報)
※本セクションは公開情報をもとに編集者が補足したものです。最新の入国・治安・営業情報は公式サイトでご確認ください。
コスタリカ⇔ニカラグア国境(ペーニャス・ブランカス)
- 主要陸路はPeñas Blancas(コスタリカ側/ニカラグア側どちらも同名)。サンホセ〜マナグア間の長距離バスはここを通る。
- ニカラグア入国時は出国税・観光カード(合計約13米ドル)が必要。コスタリカ側でも出国税が課される(2〜10米ドル相当、決済はクレジットカード可)。
- 長距離バス会社の代表格はTICA BUSとTransnica。サンホセ〜マナグア所要約9時間。
- 近年、不定期にデモや治安情勢の変化で国境通過に時間がかかることがある。出発前に外務省海外安全情報を確認。
オメテペ島とニカラグア湖
- ナワトル語で「2つの山(ome+tepetl)」。コンセプシオン火山(1,610m、活火山)とマデラス火山(1,394m、休火山)が砂州でつながる「砂時計型」の島。
- ニカラグア湖(Lago Cocibolca / Lake Nicaragua)は中米最大、世界20位の淡水湖(面積約8,264 km²)。
- かつて淡水サメ(ブルシャーク)が遡上することで世界的に有名だったが、近年は乱獲と河口の漁網設置で個体数が激減。
- 2014年に中国系企業による大運河構想が承認されたが、その後事実上凍結。湖の生態系への懸念が国際的に議論された。
サンホルヘ→オメテペ島フェリー・実用情報
- San Jorge港(リバス近郊)からモヨガルパ(Moyogalpa)行きフェリーが1日複数便。所要約1時間、料金は数米ドル相当。
- 港〜国境やバスターミナル間のタクシーは要交渉。相場の半額から交渉開始するのが中米流。
- 島内のATMは数が少ないため、本土で米ドルとコルドバを準備しておくと安心。
- 島内の宿はモヨガルパ(玄関口)またはアルタグラシア・サンタクルス(中央部)に集中。火山ハイキング目的ならサンタクルス周辺が便利。
📍 中南米の他のシリーズも読む
参考リソース
ニカラグアと中米の旅行情報を1冊に——『地球の歩き方 中米編』はグアテマラ・ベリーズ・エルサルバドル・ホンジュラス・ニカラグア・コスタリカ・パナマを網羅。日本語のガイドブックとして定番。
※ 本記事はAmazonアソシエイトリンクを含みます。詳細はプライバシーポリシーをご覧ください。
今回訪れた場所
1
サンホルヘ(フェリー乗り場)
San Jorge, Rivas, Nicaragua / アクセス:マナグアからバスで約2時間。ここからオメテペ島行きフェリーで約1時間
2
オメテペ島
Isla de Ometepe, Rivas, Nicaragua / ニカラグア湖に浮かぶ2つの火山からなる島。サンホルヘからフェリーでアクセス
